日産の生産エンジン の歴史とプロフィールをモデル毎に紹介してます。

日 産のエンジンの歴 史
  ゼロ戦などに搭載されたエンジン”栄”や”誉”。これら勝つために生まれたエンジンに勝るとも劣らない、英知と工夫の塊である乗用車のエンジン。
  ここでは、モータリゼーションの発達と共に発展して行った国産車たち搭載されてきた、技術者たちの汗と涙の結晶である珠玉のエンジンたちを紹介します。

  まず日産自動車(株)製エンジンに関して1960年代の名機A型や箱スカGT-Rに搭載されたS20型、R32 GT-Rに搭載されたRB26DETT型 やS13型シルビア、180SXなどに搭載されたSR型やZやセドリック、グロリアなどに搭載されたVG型など、一世を風靡したエンジンたちから最新の MR型、HR 型、VQ37VHR型まで、それらのエンジンが開発された時代の背景 や、技術的情報などに関してエンジン型式別に紹介して行きます。

詳細はエンジン型式をクリック!

また、日産自動車を代表する車種であるスカイラインとフェアレディーZに関して、その歴代車両も紹介してます。


L 型
1960 年代の国内市場の急激なモータリゼーションの進行、国産自動車メーカーの北米自動車市場への急速な進出などで、日本の自動車産業は急激に「膨張」する気配 を見せており、このような背景から、日産としても本格的な高速型 ENGを大量の生産規模で供給する必要が高まっていた。
そこで、従 来の小型4気筒「J型」に変わる1.3−1.5Lクラスの高速型量産ENGが計画され、その6気筒版が1965年に「L20型」として130型セドリック 用に投入された。しかし・・・
RB型
直 列6気筒エンジンの「L型」は1969年の投入以来、日産の上級車用主力エンジンとして活用されて来たが、1980年代の各社のエンジンの高 出力化に対応する為、大規模な改良が必要となって来ていた。
そんな時、2.0-3.0LクラスにV型6気筒の「VG型」が投入され、 拡大の気配を見せていたが、既存の直6エンジンの生産設備をうまく活用して、競争力の高いエンジンを開発し、直6とV6あわせてラインナップをそろえて行 くような計画とした・・・
VG型
1980 年代初頭の日産の上級車用エンジンは「L型6気筒」であったが、1969年の投入以来すでに15年が経過しており、市場からは新型エンジンへの更新が望ま れていた。
新エンジンのコンセプトは小型・軽量・高性能であったが、これまでの直6の振動面・生産面での良さに対して、搭載性の良さ など、車両としての使い勝手を考慮してV型6気筒が選ばれた。
ただし・・・
SR型
1980 年代の日産の中型4気筒エンジンの主力は「CA型」が受け持っていたが、90年代の高出力・多弁化のトレンドに対して、より一層の出力向上、騒音低減、信 頼性の向上を達成する必要が出てきていた。
「CA型」はもともとSOHCで軽量・コンパクト設計でスタートし、その後4弁DOHCを 追加してきていたが、さらに市場要求を満たして行く為、新型エンジンの開発が行われた。
新しい「SR型」のコンセプトは・・・  
S20型
1964 年、プリンス自工は日本グランプリ(GP)をめざしてプロトタイプカーの開発に着手した。翌1965年、プロトタイプカーはR380として完成したもの の、この年の日本GPは中止となった為、いくつかのスピード記録を更新する活動にとどまった。R380のエンジンは直列6気筒、2.0L、DOHCの 「GR8型」で、これをベースにスカイライン及びフェアレディーZの市販車両用として改良し、「S20型」とした・・・
FJ20型
1970 年代末から80年代初頭の日産のミドルクラスの車両搭載用中型4気筒エンジンは、排気規制対応に重点を置いたSOHC、2弁、2プラグの「Z型」や「CA 型」が主力機だった。
しかし競合他社から4弁、DOHCの高速・高出力型エンジンが登場してきつつあった為、対抗上4弁、DOHCタ イプの「FJ20型」を急遽開発することとなった・・・
CA型
1980 年代前半は、世界的に「合理的な車作り」のブームとなり、日産も中型車のクラス以下をFF車とすることにした。そこで、2プラグ急速燃焼の「Z型」のコン セプトを引き継ぎ、FF車にふさわしい軽量・コンパクトな1.6-2.0L クラスの4気筒エンジンが「CA型」として検討された・・・
VQ型
1990 年代の後半に地球環境問題への関心の高まりに関連して、中上級クラス車用ガソリンエンジンには、軽量・コンパクト・低燃費を高いレベルで達成することが要 望されていた。さらにエンジンの生産性の著しい向上も必須になってきていた。これらの背景から新V6エンジンが計画された・・・
CR型
2002 年2月新型マーチK12型が発表され、新開発の「CR型」が搭載された。このエンジンは、低・中回転域のトルクとパワーに優れ、シャープなレスポンスと 心地よい加速が楽しめるエンジンである。
「CR14 型」(シリンダーボア=73.0mm、ストローク=82.8mm、排気量1386cc 98ps/5600rpm、14.0kgm/3200rpm) 「CR12型」(シリンダーボア=71.0mm、ストローク=78.3mm、排気量1240cc 90ps/5600rpm、 12.3kgm/4000rpm)「CR10型」(シリンダーボア=71.0mm、ストローク=63.0mm、排気量997cc  68ps/5600rpm、9.8kgm/3600rpm)
QR型
2000 年11月T30型エクストレイルへ「QR20DE型」搭載(シリンダーボア=89.0mm、ストローク=80.3mm、排気量1998cc  150ps/6000rpm、20.4kgm/4000rpm)M12型リバティーへ「QR20DE型」搭載(147ps/6000rpm、 20.2kgm/4000rpm)C24型セレナマイナーへ順次採用車種を拡大していった・・・
HR型
「HR15DE 型」エンジン は「QG15型」/「QG16型」の後継エンジンとして開発され、グローバルマーケット向けの幅広い車種に搭載することを検討、さらに将来RENAULT 車にも搭載予定となっている・・・
MR型
「MR20DE 型エンジン」は 日産QR20およびQG18の後継エンジンとして開発され、 「HR型」と同様にグローバルマーケット向けの幅広い車種に搭載
将 来RENAULT車にも搭載予定となっている・・・

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